圧倒的成長とは結果でしかない

圧倒的成長したい(?)

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こんにちは。ベーシックの人事新田(40歳本厄。後厄開始まであと5ヶ月)です。

求人広告や、インターンシップの告知、自己啓発系のメディア、そういうもので「圧倒的成長」という言葉を見かけたことありませんか?今日はこの大変耳ざわりの良い言葉について書いてみたいと思います。決して煽っているわけではないですよ(苦笑

僕らはマーケティングの会社なので、常にユーザー視点を大事にしてます。採用活動もマーケティングです。大切なことは誰を相手にしているのか?を明らかにし、その人がどんな問題を抱えていて、それはどんな手段で解決できるのか?それを常に考えています。

つい最近、サマーインターンの企画中に、学生が抱えている問題は何か?どんな手段で解決できるのか?いつものようにそれらを考えていました。その中で出てきたキーワードが「圧倒的成長」です。特にベンチャー企業で働いてる人や、意識高い学生などはこの言葉を目にすることが多いのではないでしょうか。この言葉、改めてどんなことなのか考えてみました。

圧倒的成長は結果でしかない

結論からいうと、

  • 圧倒的成長とは結果である

ということ。

ただ、論調として語られる圧倒的成長は「した」ではなく「したい」なんですよね。ここって大きなギャップだと思います。

  • 成長=できなかったことができるようになること

まずはこう定義してみます。それは、技術的なこともそうだし、精神的なこともそう。

では、圧倒的成長の場合といえば、

  • 圧倒的成長=できなかったことが、ものすごくできるようになること

そうなると、圧倒的成長したい!は「ものすごくできるようになりたい!」ということですね。やたらと回りくどい書き方をしましたが、こんな感じではないでしょうか。

圧倒的成長を手に入れる為の3ステップ

では、圧倒的成長を「したい」から「した」にする為にはどうすればいいか、それを考えてみました。とてもシンプルな答えだと思います。それは、

  1. ゴール(理想)を描く
  2. ステップを描く
  3. 行動する

これだけです。

まずはしっかりとゴールを描きましょう。何を得たいのか?どんな人になりたいのか?何ができるようになりたいのか?理想の状態を考えることから始めましょう。

その次はステップです。そのゴールに向かって、一つ一つ、「いつ、何をやるか」です。いきなりゴールにはたどりつかないので、最初の一歩、次の一歩を考えていきます。

で、行動です。理想の姿が大きければ大きいほど、今の自分とのギャップが見えてくると思います。そうなると、ステップの数も必然的に多くなります。であれば、行動量も多くなりますね。

行動まできて、初めて成長のきっかけが生まれます。ここで、サイバーエージェントの藤田社長のブログを紹介したいと思います。

21世紀を代表する会社を創る、藤田さんの理想がそのビジョンにあるとしたら、会社を作って最初の一歩目が110時間働くこと。すごくシンプルだと思います。

僕がいちいち紹介すること自体もおこがましいほど、藤田さんという人物もサイバーエージェント社も圧倒的成長をしたのではないでしょうか。それは、上に書いたようなシンプルなステップをひたすらやってきたからだと思います。

がむしゃらとか気合いよりも大事な再現性のある結果

成長という表現と同時に語られるのが精神論です。

  • そこは気合いでしょ
  • がむしゃらにやってみなよ

こういう話は結構セットで語られませんか?

正直嫌いじゃないし、時には必要です。ただ、描くゴールも無しにひたすらにやっても疲弊を生むだけです。大事なのは、再現性のある結果を出せるかどうか。

他の誰よりも仕事をして、圧倒的な成長を得たいのであれば、気合いとかがむしゃらとか、そういう精神論や行為に酔ってはいけません。

小さな仕事でも、大きな仕事でも、どんなことでもゴールを描いて、そのためのステップを考え、行動する。決めたことをしっかりやりきること。それが再現性のある結果を生むことです。

とはいえ、描く理想が大きければ大きいほど、それにともなった行動量も必要です。いつか必ず勝負どころがきます。その時には気合いを入れましょう(笑

代表秋山のエントリでも書かれてます。

差をつけるのはスピード感

同期のライバルや、先輩や上司、そんな周りの誰かよりも成長したいという気持ちはあると思います。その時に重要なのはスピード感ですね。

ゴールを描く~行動する、までのスピード感を上げることを意識するといいと思います。巧遅拙速、力まず恐れずスピーディーに。失敗も成長の糧にしましょう!

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