こんにちは^^ベーシックの新卒採用担当をしている浅野麻妃(29歳、エジプト好き)です。
最近の悩みは、コンタクトの右と左の残数がなぜか大幅に合わなくなることです…。
さて!今回はこちら。
学生団体やサークル、ゼミなどでチームのリーダー的存在を担っている(or担ったことがある)人は一度は奮闘したとがあるであろうお題、「メンバーをいかに巻き込むか」についてです。
私自身、中学の部活動の部長から始まり、生徒会や学級委員、体育祭実行委員などたくさんのプロジェクトでリーダー的役割を担ってきました。
社会人になってからも、社内に英語を推進していく活動を始めたり、新卒研修やサマーインターンのプロジェクトを統括したりしています。
その中で自分も多くの失敗をしてきましたし、学生さんからお話を聞いたりする中でも、多くの学びが蓄積されてきたので、ここでまとめておきたいなと思います。
自分だけで取り組むことは、自分がやるかやらないかだけの問題なのでとてもシンプルです。
しかし、大抵のことは複数人のチームで取り組むことが多いと思います。
1人の力はたかが知れてても、たくさんの人が集まって生み出す力はとても大きいですね。
チームワークがうまくいけばその力は足し算にとどまらず掛け算的なアウトプットになることも。
そしてそれが成功に繋がれば、喜びもひとしおです。
しかし、チームで取り組む上で簡単にはいかないことも多くあります。
ロボットのように決められたことがしっかり行われていけば、(遂行という点では)問題ないのかもしれません。
でも人間は感情の生き物なので、いつも100%のやる気でフルコミットできるとは限りませんね。
「自分ばかり頑張っていて、他のメンバーは全然協力的じゃない ( `Д´)」
→自分が持っている熱量と同じ分の熱量をメンバーにも持ってもらうことを期待するが、メンバーはモチベーションが低下していてそのプロジェクトに対する優先順位が下がってしまっている状態
「強制力をはたらかせても、離れていくメンバーもいる・・・(´・ω・`)」
→とにかく協力してほしいので、ルールや規律の強化をし、強制力の力によって統率を図ろうとするが、求心力が弱いためプロジェクトから離脱してしまうメンバーが出てしまう状態
こんな感じで奮闘中の(or過去に奮闘していた)リーダーさんのために、『チームみんなが同じ方向を見て動いていて、モチベーション高く取り組めている状態』を理想として、リーダーとして自分はそれに対して何ができるか、という目線でポイントを紹介したいと思います。
STEP1: 相手を理解する
うまくいかないことを相手のせいにしていても、状況は一向に好転しないので、「自分ができること」にフォーカスすることが大事です。
まずは相手に共感し、相手の考えや現状を理解することから始めてみるのはいかがでしょうか。
どこかに不満を持っているのか?忙しいのか?優先順位の整理ができていないのか?モチベーションが下がってしまっているのか?
ただ単純にコミュニケーション不足ということも結構あります。
まずは、自分から歩み寄って対話してみることから始めましょう。
STEP2: 達成された後のイメージを共有する
相手の状況がわかったら、次は目的を共有しましょう。
「そんなの前に伝えてるよ」と思うかもしれませんが、時間の経過とともに意識も薄らいでしまうし、走っている間に見失ってしまうこともしばしば。
リーダーの役割(ミッション)は、未来を描き、メンバーを導くことです。
その上で下記のことが有効です。
<明文化>
口頭で伝えるだけでなく、目的や理想をメンバーみんながイメージできるようにしっかりと言葉で明文化しましょう。できればそれをいつも見えるような形で共有するとなお良いですね。
<反復徹底>
前述したように、「前にも伝えたからわかってるでしょ」は、伝えた方のエゴです。
大切なことは何度でも、繰り返し、伝えましょう。
聞かれなくても、伝えまくるくらいでちょうど良いです。
なんなら「しつこい!」と言われるのを裏目標にして下さい(笑)。
STEP3: その人に期待していることを伝える
何を成し得たいのか?に賛同してくれたら、そのためにその人のどんな力がその達成に寄与するのか?をしっかり伝えましょう。
目的・目標を達成するために、自分の力がそれに貢献することがイメージできれば、モチベーションも上がりますよね。
期待する&役割を伝える上で大事なことは2つです。
1)相手の強みを理解する
2)強みを活かした役割を与える
どうせやるなら、やっぱり得意分野で戦ってもらった方が良いです。
短距離が得意だとわかってる人に、わざわざ長距離を任せることはしないですよね。
自分の強みを活かせることでチームに貢献できたら、ますますモチベーションも上がるというものです。
さいごに
リーダーとしての立場に立つのであれば、巻き込み力は必須です。
『馬を水飲み場まで連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない』とことわざである通り、最後に水を飲む決断をするのはメンバー自身なので、あなたは水飲み場に連れて行くためにできること全てを行うまでです。
まずは、この記事を読んだ後に、「相手を理解する」ためにできることの一歩を踏み出してみましょう!^^