今日からできる!自分の価値を上げる”当たり前”力をつけるための3つの行動

こんにちは!ベーシックの新卒採用担当をしている浅野麻妃(29歳、エジプト好き)です。

自分の価値を上げるには?

”自分の価値を上げる”と聞くと、何やらすごいヒミツがありそうですよね。

成果を残す人や成功する人には凡人にはわからないような隠された秘技(!?)がありそう、というかむしろあってほしい、みたいな願望に近い気持ちがある人もいるんじゃないでしょうか。

でもその実態は極めて地味な行動や「当たり前」の積み重ねだったりします。

 

有名な話だと、イチロー選手がよくとり上げられますね。

つい最近もメジャーで3000安打という偉業を成し遂げましたが、彼はこんな言葉を言っています。

「小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道」

 

小さいことの一つ一つは当たり前と捉えられるかもしれませんが、それらを継続的に行うことは、実はみんなができていることではないんですね。

 

では「当たり前」とは何でしょうか?

辞書を引くと「当然なこと」とか出てきますがちょっとわかりづらいですね。

私は、「自分のベースを作ること」かなと思っています。

自分の核となる真ん中の周り、つまり基盤を構成するようなイメージです。

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スキルや知識やテクニックなどは、その核となる自分の上に付随していくものじゃないかなと。

こんなイメージ↓

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だから、地盤がしっかりしていないとせっかくそれらを磨いても脆弱なものにしかなりません。

逆に言えば、当たり前にできるレベルが高い(=”当たり前”力が高い)人は、盤石なベースがあるので、その上に根付くスキルは育ちやすいのではと思うのです。

 

ではその、”当たり前”力を上げる行動とは?

それこそ”当たり前”のことばかりですが、3つ紹介したいと思います。

 

1.約束を守る

小さなことから大きなことまで約束の種類はあると思いますが、基本的なことでいうと、まず時間や期日を守ることです。

遅刻をしないことや提出物の期限を守ることなどはよく言われることだと思いますが、これも積み重ねが大事です。

それに関わる人に迷惑をかけないということもありますが、「いつも安定的に守れる人」という実績ができてくると、何かのチャンスが自分に巡ってくる確率も上がります。

どうしても守れない時もあるかもしれませんが、その時は真摯な対応をしましょう。

 

2.挨拶をする

これもおそらく幼稚園くらいの時から耳にタコができるくらい言われ続けてることですよね^^;

でも昔から、繰り返し同じことを言われるからには、それなりの理由があるはずです。

 

コミュニケーション力の重要性はよく話されますが、そのコミュニケーションの一番最初の一歩が挨拶だと思います。

毎日のことなのでついついおざなりになってしまいがちですが、毎日顔を合わす家族や学校の友達、会社の同僚など、身近なところから気をつけてみましょう。

目を見て(できれば笑顔で)挨拶するだけで、嬉しい気持ちになります。

本当に小さいことですが、それがその他のことをうまく運んでくれる要因であることが、これだけ繰り返し言われ続ける所以ではないでしょうか。

 

3.感謝する

自分が今当然のように享受している全ては当然のものではない、という気持ちを忘れないようにしたいですね。

でもこれも当たり前すぎて忘れてしまいがちなので、「ありがとう」を口に出して伝えるという行動を習慣化することがオススメです。

「ありがとう」を伝えることは、挨拶することと同じで、コミュニケーションの潤滑油の役割を担ってくれます。

 

このあたりの精神性については、前の新田のエントリでも取り上げられています。

 

hrblog.basicinc.jp

 

素直である

謙虚である

敬意を払える

この3つができる人は総じて優秀です。

 

この三拍子が揃っていれば、吸収するもののスピードとそれに伴う成長も格段にはやくなります。

 

さいごに

これら当たり前の行動は、相手と自分の間の信頼感を育てることに繋がります。

信頼できる人と、より一緒にいたいですし、仕事をしたいと思うものですよね。

だから結果的に、当たり前力を上げることが自分の価値を上げることになると言えるのではないでしょうか。

 

ちなみに最近私の後輩くんも「当たり前のこと」の重要さに気づいて一皮剥けたようです。

recruit.basicinc.jp

 

千里の道も一歩から、ですね。

毎日の「当たり前」の積み重ねで「自分のベース」を育て、イチローのいうところの”とんでもないところ”を目指しましょう^^

 

満足できる転職とは? 「転職理由」とその後の「満足度」には相関関係があった!

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こんにちは。社会人歴10年、basic歴現5年の池田と申します。
本日は、転職を検討している方向けに記事を書いてみようと思います。

さて、唐突ですが!
社会に出て、一定期間仕事をこなしていくと、遅かれ早かれ、様々な理由で「転職」を考える時があるのではないでしょうか。

転職すべきか?留まるべきか?
私も過去に転職を経験しているので、その時には大いに悩んだものです。

そんな悩みへの参考になれば、と、「転職理由と満足度」の関係性について少し調べてみました。

 

その① 「転職を考えつつも悩んでいる」その理由を明確にしてみましょう。

まず、関係性のお話の前に、そもそも「転職を考えているが決断を悩んでいる時」は、
どのような状況や理由が多いのかを整理してみたいと思います。
実際に今、転職したいと考えている人は、「転職したい理由」がパッ!と思い浮かぶのではないでしょうか?
仕事内容?給与?残業?人間関係? 様々でしょう。

では、なぜ悩んでいるのか? 
それは「転職したい理由」と共に「決断を悩んでしまう理由」が存在しているからです。

まずはそれらを別々に洗い出してみましょう。

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いかがですか?
他にも挙げていくとキリがないくらい、状況によって様々な理由がありますよね。


頭の中の天使と悪魔のように「転職したい理由」と「決断を悩んでいる理由」が曖昧にせめぎ合っている事こそが悩んでしまう原因なのです。

まずは自分の状況を整理し、項目毎の優先順位をつけてみて、納得のいくまで自己分析を行うことが、満足できる「現状改善」への近道です。

 

その② ズバリ!満足度が高いのは「自己の成長第一」を理由に転職した場合

自己分析について触れたところで、次に、「転職理由」と「満足度」の関係性を見てみましょう。
人材サービス会社のエン・ジャパンが、転職の満足度に関する調査結果を公表しています。

 

転職で期待していたことを実現できたか?に対する回答結果 

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引用元:エン・ジャパン株式会社

 

一見、年収が高ければ満足度も高くなるだろうと思ってしまいがちですが、それだけではなく、そもそも「何を期待して転職したのか(転職理由)」が、それぞれのゾーンにおいて明確に違っていたのです。


何を期待して転職したのか?に対する回答結果

年収800万円以上の方が10ポイント以上高い項目
 ・「キャリアアップのため」(53%、年収500万円未満:35%)
 ・「自身の能力を試したかったから」(42%、同28%)

 年収500万円未満の方が10ポイント以上高い項目
 ・「収入が少なかったから」(35%、年収800万円以上:23%)
 ・「労働条件が悪かったから」(27%、同13%)
 ※その他、「上司への不満」「人間関係」という理由も、比較的多く挙がっています。


年収に注目してしまうと、別の意味での水掛け論がはじまってしまいそうですが、
ここはあえて年収を抜きにして考えてみると、
「自己の成長、やりがい」に重きをおいて転職をした人の方が、
「現状の改善、環境変化」に重きをおいていた人よりも、
約4割も多くの人が「満足度」が高い結果を得られたことが傾向として現れているのです。


つまり、
満足度が高いのは「自己の成長第一」を理由にした転職なのです。

 

その③ 「現状の改善、環境変化」に重きをおいた転職は良くないの?

上記のアンケート結果を元に考えると、「自己の成長」よりも「現状の改善、環境変化」に重きをおいた転職は良くない?と不安になりますよね。
もちろん、一概に良くないとは言えません。
ただ、現状を違う見方で一度見つめ直してみる。というのはいかがでしょうか?

例えばどのように見つめ直すか、アンケート結果で多かった理由で考えてみましょう。

  • 給与のアップ 

    → 転職せずに給与アップする方法は本当にないのか? 

  • 安定、長期的な就業の確保

    → 会社が変われば本当に確保されるのか?変わらないと確保されないのか?

  • 良い上司、同僚、部下に巡り合う

    → 今の会社では「良い関係」になる方法はもうないのか?
      次の会社で巡り会えなかったらどうするのか?

  • 残業時間の短縮

    → 業務改善できる部分は本当に残っていないのか?

このように、環境変化を理由に考える場合は、まず今そこで、自分が変われば変えられることが本当に残されていないのか?
そんな現状の問題解決策を考えてみると、なにか見えてくるものがあるのかもしれませんよ。

 

まとめ

転職を考えている場合は、まず、自分がどのような理由で転職したいのかを、素直に、できれば第三者目線も含めて、じっくりと自己分析してみましょう。

現職での自己の成長に限界を感じている?

→それは次なる成長への第一歩が始まっているのでしょう。自信を持って前に進むことをおすすめします。

現職の環境に対して不満が多い?

→まずは現状を冷静に洗い出し、自分の行動でなにか変えられることがないか、解決できることがないかを、まずは考えてみましょう。
 

いずれにせよ、何かを変えたいと感じた時こそ、冷静に現状分析することが大切です。我慢の現状維持も、勢いまかせの転職も、あまり良い選択ではありませんよね。
それでは最後に、ピッタリかもしれないこの名言を紹介して終わりにしたいと思います。

“キャリアではない。私の人生なんだ。”

スティーブ・ジョブズ(米国の実業家、アップル創業者 / 1955~2011)

 

basicは「問題解決する集団」です。

前向きな成長を強く望むあなた、

basicへのエントリーもぜひお待ちしています。

 

basicが掲げる問題解決とは?(エントリーもこちらから)

 

 

 

 

 

多忙な時こそ!タスクの整理・優先順位付けをして、本当に大事なことに時間を割こうよという話

こんにちは!ベーシックの新卒採用担当をしている浅野麻妃(29歳、エジプト好き)です。

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よく、「学生は時間があっていいな~」っていうフレーズ聞きますよね。

でも案外、学校やサークル、アルバイト、課外活動、インターン、など、多くのアクティビティに追われて日々を忙しく過ごしている学生も結構多い印象です。

 

私が学生の時もどちらかというとそっちのタイプで、単位も必要数以上にとったり、サークル・委員会も4つ掛け持ちしつつ、ボランティアやアルバイトにも精を出しているような、結構多忙な学生生活を送っていました。

 

そうやって忙しい生活を送っていると、充実感や刺激もあるので時間が過ぎてくのも速く、ついつい立ち止まったり、ゆっくり振り返る時間を取るのを忘れてしまいますよね。

 

やらなければいけないこと、やってること、やりたいこと。

それらをしっかり整理し、優先順位をつけることができれば、学生生活もより実りあるものになるでしょう。

今回はそのための有効な方法をご紹介したいと思います。

 

 

『時間管理のマトリックス

この『時間管理のマトリックス』はとても有名なので、聞いたことがあるor知っている人も多いかなと思います。

このマトリックスは、全世界で3000万部(!)以上も売り上げている、スティーブン・R・コヴィー  (著), フランクリン・コヴィー・ジャパン (翻訳)『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』で紹介されている方法です。

 

「緊急」「重要」という軸で、下記のように第一領域~第四領域に分類されます。

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このマトリクスはビジネスシーンでよく取り上げられていますが、今回は学生の例に当てはめて考えてみたいと思います。

こんな感じかなと。

 

■第一領域   (緊急で、重要)

例)授業の課題、必修単位、自分が中心に動いているサークル・ゼミ・学生団体などの活動

 

■第二領域 (緊急ではないが、重要 )

例)将来のキャリア・人生設計、身につけたいスキルの研鑽、家族との関係構築

 

■第三領域 (緊急だが、重要ではない)

例)埋め合わせの単位の授業、お金を稼ぐためのバイト、先輩との強制飲みw

 

■第四領域 ( 緊急でも、重要でもない) 

例)ゲーム、買い物などの娯楽や趣味

 

※上の挙げたのは一例で、人によって緊急度も重要度も異なることは前提です。

 

第一領域と第二領域はどちらも”重要”ですが、”緊急”である課題の方、つまり第一領域と第三領域に時間は割かれやすい傾向にあります。

しかし、将来のことやキャリアのこと、自己理解・自己研鑚にあてる時間(第二領域)は、長期的な視点で非常に重要なので、捻出するための工夫が必要です。

 

第二領域(緊急ではないが、重要)に時間を割くために

意識をして時間を作らないと、緊急性が高いorイメージしやすいor楽しいタスクが優先されて、ついつい後回しになってしまうのがこの第二領域(緊急ではないが、重要)に分類されるものです。

期日があるわけではない(=緊急ではない)ので、自分の意思の力を使わなければならず、注意が必要です。

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そのためのポイントを各領域ごとにまとめてみました。

 

第一領域(緊急で、重要)

 →やらなければならないことで、優先順位高く取り組むべきことです。やると決めたことはしっかり遂行していくことが大事。要コミット。

 

第三領域(緊急だが、重要ではない)

 →ここが最もテコ入れしがいがある領域だと思います。「本当に必要なタスクか?」「もっと良い方法はないか?」など、選択と効率化の観点で定期的に見直し、整理しましょう。

 

第四領域( 緊急でも、重要でもない)

 →いつもいつも頑張ってたら疲れちゃうと思うので、リラックスしたり楽しみのための時間は必要だと思います。でもついついその時間を取り過ぎてしまって、しなければいけないことにあてる時間が結果的に圧迫されてしまうということは誰しも経験があるはず。。そうならないための自分ルールを作って、第二領域のための時間を作りたいですね。



さいごに

今回は時間管理のマトリックスを使ったタスクの優先順位の付け方の紹介をし、「いかに”緊急でないけど重要”の項目に時間を割けるようにするか」ということにフォーカスして書いてみました。

私自身も未だに完璧になんてできてないですが、忙しければ忙しいほど、一旦自分のタスクを整理して優先順位をつける、ということは意識してするようにしています。

限られた学生生活をより実りのあるものにできるように、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです^^

メンバーのモチベーションを上げるために!リーダーの役割と巻き込みステップ3つ

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こんにちは^^ベーシックの新卒採用担当をしている浅野麻妃(29歳、エジプト好き)です。

最近の悩みは、コンタクトの右と左の残数がなぜか大幅に合わなくなることです…。

 

さて!今回はこちら。

学生団体やサークル、ゼミなどでチームのリーダー的存在を担っている(or担ったことがある)人は一度は奮闘したとがあるであろうお題、「メンバーをいかに巻き込むか」についてです。

 

私自身、中学の部活動の部長から始まり、生徒会や学級委員、体育祭実行委員などたくさんのプロジェクトでリーダー的役割を担ってきました。

社会人になってからも、社内に英語を推進していく活動を始めたり、新卒研修やサマーインターンのプロジェクトを統括したりしています。

その中で自分も多くの失敗をしてきましたし、学生さんからお話を聞いたりする中でも、多くの学びが蓄積されてきたので、ここでまとめておきたいなと思います。

 

自分だけで取り組むことは、自分がやるかやらないかだけの問題なのでとてもシンプルです。

しかし、大抵のことは複数人のチームで取り組むことが多いと思います。

1人の力はたかが知れてても、たくさんの人が集まって生み出す力はとても大きいですね。

チームワークがうまくいけばその力は足し算にとどまらず掛け算的なアウトプットになることも。

そしてそれが成功に繋がれば、喜びもひとしおです。

 

しかし、チームで取り組む上で簡単にはいかないことも多くあります。

ロボットのように決められたことがしっかり行われていけば、(遂行という点では)問題ないのかもしれません。

でも人間は感情の生き物なので、いつも100%のやる気でフルコミットできるとは限りませんね。

 

「自分ばかり頑張っていて、他のメンバーは全然協力的じゃない ( `Д´)」

→自分が持っている熱量と同じ分の熱量をメンバーにも持ってもらうことを期待するが、メンバーはモチベーションが低下していてそのプロジェクトに対する優先順位が下がってしまっている状態

 

「強制力をはたらかせても、離れていくメンバーもいる・・・(´・ω・`)」

→とにかく協力してほしいので、ルールや規律の強化をし、強制力の力によって統率を図ろうとするが、求心力が弱いためプロジェクトから離脱してしまうメンバーが出てしまう状態

 

こんな感じで奮闘中の(or過去に奮闘していた)リーダーさんのために、『チームみんなが同じ方向を見て動いていて、モチベーション高く取り組めている状態』を理想として、リーダーとして自分はそれに対して何ができるか、という目線でポイントを紹介したいと思います。

 

STEP1: 相手を理解する

うまくいかないことを相手のせいにしていても、状況は一向に好転しないので、「自分ができること」にフォーカスすることが大事です。

まずは相手に共感し、相手の考えや現状を理解することから始めてみるのはいかがでしょうか。

どこかに不満を持っているのか?忙しいのか?優先順位の整理ができていないのか?モチベーションが下がってしまっているのか?

ただ単純にコミュニケーション不足ということも結構あります。

まずは、自分から歩み寄って対話してみることから始めましょう。

 

STEP2: 達成された後のイメージを共有する

相手の状況がわかったら、次は目的を共有しましょう。

「そんなの前に伝えてるよ」と思うかもしれませんが、時間の経過とともに意識も薄らいでしまうし、走っている間に見失ってしまうこともしばしば。

リーダーの役割(ミッション)は、未来を描き、メンバーを導くことです。

その上で下記のことが有効です。

 

<明文化>

口頭で伝えるだけでなく、目的や理想をメンバーみんながイメージできるようにしっかりと言葉で明文化しましょう。できればそれをいつも見えるような形で共有するとなお良いですね。

 

<反復徹底>

前述したように、「前にも伝えたからわかってるでしょ」は、伝えた方のエゴです。

大切なことは何度でも、繰り返し、伝えましょう。

聞かれなくても、伝えまくるくらいでちょうど良いです。

なんなら「しつこい!」と言われるのを裏目標にして下さい(笑)。

 

STEP3: その人に期待していることを伝える

何を成し得たいのか?に賛同してくれたら、そのためにその人のどんな力がその達成に寄与するのか?をしっかり伝えましょう。

目的・目標を達成するために、自分の力がそれに貢献することがイメージできれば、モチベーションも上がりますよね。

 

期待する&役割を伝える上で大事なことは2つです。

 

1)相手の強みを理解する

2)強みを活かした役割を与える

 

どうせやるなら、やっぱり得意分野で戦ってもらった方が良いです。

短距離が得意だとわかってる人に、わざわざ長距離を任せることはしないですよね。

自分の強みを活かせることでチームに貢献できたら、ますますモチベーションも上がるというものです。

 

さいごに

リーダーとしての立場に立つのであれば、巻き込み力は必須です。

『馬を水飲み場まで連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない』とことわざである通り、最後に水を飲む決断をするのはメンバー自身なので、あなたは水飲み場に連れて行くためにできること全てを行うまでです。

まずは、この記事を読んだ後に、「相手を理解する」ためにできることの一歩を踏み出してみましょう!^^

 

『フィードバックくれくれ君』になっていませんか?学生必見!意識してほしいポイント3つ

こんにちは!かなり久しぶりのエントリーですが、ベーシックの新卒採用担当をしている浅野麻妃(29歳、エジプト好き)です。

今回は学生の大好物(!?)、フィードバックについて書いてみたいと思います^^

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採用担当をしていると、当然たくさんの学生にお会いする機会がありますが、その中でも散見されるのが『フィードバックくれくれ君』

フィードバックを積極的にもらいにいく姿勢は◎ですが、『フィードバックくれくれ君』 の問題は”フィードバックをもらうことが目的になっている”ことです。

 

意識が高いことは良いことですが、傲慢になってはいけません。

むやみやたらにフィードバックをほしがる『フィードバックくれくれ君』に、あなたはなっていませんか?

そもそもフィードバックとは何でしょうか?

調べると専門的な用語や学術的な表現も出てきますが、シンプルに「何かしらのアウトプット(発言・行動・発表・成果物など)に対してどうだったか意見を仰ぐこと」かなと思います。

ビジネスシーンでも多く使われる言葉ですが、学生(就活生)の方もサマーインターン、企業訪問、面接、OB・OG訪問などフィードバックを受ける機会が多いと思うので、せっかくもらったフィードバックを有効活用するためにぜひ意識して欲しいポイントを3つご紹介したいと思います。

 

1)目的や自分の考えをまず伝えよう

いきなり「フィードバック下さい!」だけでは×。

伝える方も、「何に対する?」「目的は?(・・?」となってしまって、具体的なフィードバックを返しづらいです。

<目的を伝える>

例えば、なぜフィードバックがほしいのか?そのフィードバックをどんなことに活かしたいと思っているのか?その目的をまず相手に伝えてみましょう。

フィードバックがほしい事柄に対して、まず自分の中で目的を意識することで、内容もそのことに結びつけながら考えることができるのでより効果的です。

フィードバックする方も、目的を知ることで言語化がうまくできていなかったとしても行間を埋めることができるし、自分の気づいていない角度からアドバイスをもらえることも期待できます。

<自分の考えを伝える>

まず、「自分はこう思います」という考えを伝えてから、それに対してフィードバックをもらうようにしてみましょう。

いきなりトピックに対する相手の考えだけをもらいにいってしまっては、そこまでの思考プロセスがないので、せっかくもらった回答に対する理解度や納得度も低くなってしまいます。

聞く前に、まず自分で考えてみる。そしてそれに対するフィードバックを仰ぐ。

そうすることでインプットを自分のものにできる度合いが格段に高まるはずです。

 

2)素直な姿勢で聞こう

<指摘は「攻撃」ではない>

プラスな内容や自分を評価してくれるフィードバックは誰でも嬉しいし素直に聞けると思いますが、改善点を指摘してもらうフィードバックは、内容によって耳が痛いものもあると思います。

しかし大切なのは、どんな内容でも傾聴し、受け入れる姿勢を持つことです。

これは、内容そのもの全てに納得して従うべきだ、と言っているのではありません。

まず受け入れて、それからそのフィードバックを元にどうするかは自分で決めれば良いことです。

フィードバックは実は結構パワーのいることです。

フィードバックする方も人間ですから、素直な姿勢で聞いてくれる人に、よりコミットしたいと思うものです。

 

<メモを取りながら聞く>

あとはメモをとることもオススメですね!

人間は忘れていく生き物なので、せっかくもらったフィードバックを忘れないためにもメモを取りながら聞きましょう。

その時理解できなくても、後から見返したときに腑に落ちるということもよくあることです。

あと、「聞いている」感もでるので(笑)、一石二鳥!

 

3)ネクストアクションに落とし込もう

『くれくれ君』は往々にしてフィードバックをもらうこと自体が、いつのまにか目的になってしまっていることも少なくありません。よく言われる手段の目的化ですね。

大事なことは、フィードバックをもらうこと自体ではなく、もらったフィードバックをいかに次につなげるかです。

ネクストアクションにつながっていなければ、いくら良いフィードバックをもらっても、そのうち忘れてしまい無駄にしてしまうでしょう。

 

<具体的なフィードバックの場合>

例えば「学生のうちにもっと本読んだほうがいいよ!」とフィードバックをもらったら、「年内にビジネス書20冊読む。そのために月に4冊よむ。」と期限を決めてネクストアクションにつなげましょう。

 

<抽象的なフィードバックの場合>

抽象的なアドバイスの場合はより意識しないといけません。

ポイントはもらったアドバイスを行動に起こせることに置き換えることです。

たとえば、「もっと積極的に行動しよう!」とフィードバックをもらったら、「積極的」という言葉を具体的に「イベントに出向いて人と話す」という感じに行動に起こせることに置き換えてみる

そしたらあとは上記の具体的なパターンと同じで、そこから「今月は2回イベントに行く」など、定量的な数字と一緒に目標に落とし込み、実行&イメージしやすいようにしてみましょう。

 

小さいことでも構いません。

聞きっぱなし、もらいっぱなしはもったいないので、どんな形でもネクストアクションにつなげることをぜひ意識してみてください^^

 

さいごに

フィードバックをもらうことはとても良いことですし、自己成長のためにも役に立つ有効な手段です。

だからこそ、その機会を手にしたときに、それを最大限活かす努力をしましょう。

「フィードバックをもらう」という受動的な行動だからこそ、ぜひ「どうしたらそのフィードバックを有効活用できるか?」という能動的な姿勢でとりに行って下さい^^

フィードバックをいかすもころすも自分次第です。

 

圧倒的成長とは結果でしかない

圧倒的成長したい(?)

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こんにちは。ベーシックの人事新田(40歳本厄。後厄開始まであと5ヶ月)です。

求人広告や、インターンシップの告知、自己啓発系のメディア、そういうもので「圧倒的成長」という言葉を見かけたことありませんか?今日はこの大変耳ざわりの良い言葉について書いてみたいと思います。決して煽っているわけではないですよ(苦笑

僕らはマーケティングの会社なので、常にユーザー視点を大事にしてます。採用活動もマーケティングです。大切なことは誰を相手にしているのか?を明らかにし、その人がどんな問題を抱えていて、それはどんな手段で解決できるのか?それを常に考えています。

つい最近、サマーインターンの企画中に、学生が抱えている問題は何か?どんな手段で解決できるのか?いつものようにそれらを考えていました。その中で出てきたキーワードが「圧倒的成長」です。特にベンチャー企業で働いてる人や、意識高い学生などはこの言葉を目にすることが多いのではないでしょうか。この言葉、改めてどんなことなのか考えてみました。

圧倒的成長は結果でしかない

結論からいうと、

  • 圧倒的成長とは結果である

ということ。

ただ、論調として語られる圧倒的成長は「した」ではなく「したい」なんですよね。ここって大きなギャップだと思います。

  • 成長=できなかったことができるようになること

まずはこう定義してみます。それは、技術的なこともそうだし、精神的なこともそう。

では、圧倒的成長の場合といえば、

  • 圧倒的成長=できなかったことが、ものすごくできるようになること

そうなると、圧倒的成長したい!は「ものすごくできるようになりたい!」ということですね。やたらと回りくどい書き方をしましたが、こんな感じではないでしょうか。

圧倒的成長を手に入れる為の3ステップ

では、圧倒的成長を「したい」から「した」にする為にはどうすればいいか、それを考えてみました。とてもシンプルな答えだと思います。それは、

  1. ゴール(理想)を描く
  2. ステップを描く
  3. 行動する

これだけです。

まずはしっかりとゴールを描きましょう。何を得たいのか?どんな人になりたいのか?何ができるようになりたいのか?理想の状態を考えることから始めましょう。

その次はステップです。そのゴールに向かって、一つ一つ、「いつ、何をやるか」です。いきなりゴールにはたどりつかないので、最初の一歩、次の一歩を考えていきます。

で、行動です。理想の姿が大きければ大きいほど、今の自分とのギャップが見えてくると思います。そうなると、ステップの数も必然的に多くなります。であれば、行動量も多くなりますね。

行動まできて、初めて成長のきっかけが生まれます。ここで、サイバーエージェントの藤田社長のブログを紹介したいと思います。

21世紀を代表する会社を創る、藤田さんの理想がそのビジョンにあるとしたら、会社を作って最初の一歩目が110時間働くこと。すごくシンプルだと思います。

僕がいちいち紹介すること自体もおこがましいほど、藤田さんという人物もサイバーエージェント社も圧倒的成長をしたのではないでしょうか。それは、上に書いたようなシンプルなステップをひたすらやってきたからだと思います。

がむしゃらとか気合いよりも大事な再現性のある結果

成長という表現と同時に語られるのが精神論です。

  • そこは気合いでしょ
  • がむしゃらにやってみなよ

こういう話は結構セットで語られませんか?

正直嫌いじゃないし、時には必要です。ただ、描くゴールも無しにひたすらにやっても疲弊を生むだけです。大事なのは、再現性のある結果を出せるかどうか。

他の誰よりも仕事をして、圧倒的な成長を得たいのであれば、気合いとかがむしゃらとか、そういう精神論や行為に酔ってはいけません。

小さな仕事でも、大きな仕事でも、どんなことでもゴールを描いて、そのためのステップを考え、行動する。決めたことをしっかりやりきること。それが再現性のある結果を生むことです。

とはいえ、描く理想が大きければ大きいほど、それにともなった行動量も必要です。いつか必ず勝負どころがきます。その時には気合いを入れましょう(笑

代表秋山のエントリでも書かれてます。

差をつけるのはスピード感

同期のライバルや、先輩や上司、そんな周りの誰かよりも成長したいという気持ちはあると思います。その時に重要なのはスピード感ですね。

ゴールを描く~行動する、までのスピード感を上げることを意識するといいと思います。巧遅拙速、力まず恐れずスピーディーに。失敗も成長の糧にしましょう!

エントリーの締め切り迫る!

そんなベーシックでも2018年卒を対象にしたサマーインターンを実施します。限定6名という限られた枠ですが、ぜひエントリーしてみてください!
株式会社basicサマーインターン「core」〜問題解決のリアルを体感する2日間〜
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グループディスカッションにおける評価ポイントとは?

グループディスカッションで何を評価されてるのか?

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こんにちは。ベーシックの人事新田(40歳:愛読書はキングダム)です。毎日本当に暑いですね。夏になると毎年のように「空調暑い寒い問題」が発生しますが、若者が増えると空調は寒い方向に向かいます。冷房を22度設定で風量を最強にするのは誰ですか?おじさん寒くて仕方ないです。

さて、2016年新卒が入社して配属されたのも束の間、気づいたら2017年新卒だってほとんど終わって、早くも2018年新卒採用が始まってます。そんな2018年の就活生が動きを開始する中、就活の最初の動きがサマーインターンへの参加だと思います。

ここ3年くらい、企業は新卒採用の選考にサマーインターンを実施することがスタンダードになり、学生のみなさんはそろそろどんなインターンに行こうかなー?とか検討してる時期なんじゃないでしょうか。

そんなサマーインターンにも「選考」があり、そこでよくあるのが「グループディスカッション」です。今日はそのグループディスカッションを行うことによって、企業が何を評価してるのか書いてみたいと思います。

お互いに目的を理解することから始めよう

選考におけるグループディスカッションとは、テーマと時間を与えられて、そのテーマに沿ってグループで話し合いをする、というシンプルなものです。それだけにきちんと目的意識をもって取り組まないと、あっという間に時間が過ぎます。

なので、まずはグループでしっかりと目的を認識しましょう。目的とは「チームでグループディスカッション選考を通過する」ことです。

当たり前の話ではありますが、同じグループになったメンバーが全員同じ意識とは限りません。グループディスカッションとはチームを作って、チームがゴールに向かう為にするものです。チームのゴールが違ったら前に進みません。ここは必ず最初に合わせておきましょう。

役割を理解し、役割に徹しよう

グループディスカッションを行う際は、いくつかの役割に分かれます。

  • リーダー 場を仕切る、意見を引き出す
  • サブリーダー 進行、とりまとめ
  • 書記 議事録、ポイントを押さえる
  • タイムキーパー 時間確認、アラート発信
  • イデアマン 意見を発散させる

大きくはこんな感じだと思います。

グループディスカッション選考において、与えられたテーマで「結論を出す」こと自体はそんなに重要ではありません。もちろん良い議論が行われ、導かれた結論が素晴らしければ大いに意味がありますが。

本当に重要なのは、どれだけチームワークを徹底できるか、です。その為には「役割に徹する」事が重要なのです。

  • 自分の役割はなんなのか?
  • 他のメンバーの役割はなんなのか?

これらをしっかり最初に理解しましょう。
短い時間で行われるチームビルディング、それはこの役割を互いに理解することから始まります。

リーダーシップを発揮しよう

チームにおいて「リーダー」は存在は重要ですが、「リーダーシップ」はチーム全員が持つべきものと理解しましょう。グループディスカッションにおけるリーダーシップとは、主体性や積極性ですね。

例えば、タイムキーパーの役割に徹するあまり、発言を一切しないというのはありえません。きちんとリーダーシップを持って場に臨む。それがチームの為にできることです。

こんなコミュニケーションを意識しよう

初めて会って、初めて話す。その上でチームを作って議論を開始する。普通に人生を歩んできてそんなシチュエーションが存在するのか?いや、しない(笑

それでもグループディスカッションというのはそういうコミュニケーションを要求される場です。では、そんなとき何を気をつければ良いのでしょうか?大きく5つをピックアップしてみました。

  1. 素直に受け入れる
  2. チームメンバーを否定しない
  3. 相手の価値観を尊重する
  4. 感情をコントロールする
  5. きちんと意見を言う

チームで何かをするときには必要なコミュニケーションなのはみんなわかると思います。ただ、これをしっかり意識して、この場で発揮できるのかどうかが重要なんです。初対面の即席のチームではなかなかできないんですよ。

これを怠ると、メンバーの意見を受け入れず、その意見を否定し、価値観を理解せず、イライラしたり、でも意見言わない。ほら、すごくイヤな人ができあがりました(笑

こういう人がチームに一人いるだけで、グループディスカッションはクラッシュします。グループディスカッションはチームワークなんです。

論理的に考えることを意識しよう

テーマがあって、時間が決まってる。それらを議論し、何らかのアウトプットに導くためには、論理的な思考が求められます。論理的に議論を組み立てられないと、

  • ただ単に思いついた意見を言う
  • ゴールと関係無い意見を言う
  • 意見を収束できずに発表も何言ってるかわからない

こんな感じにグダグダします。

論理的思考はスキルです。本を読んだり普段から意識をすることによって鍛えられるものなので、これを機会に何冊か読んでみてください。とはいえ、グループディスカッションのような場ですぐに発揮できるかどうかはなかなか難しいかもしれないので、ただ一点意識してみてください。

それは「論点を押さえる」ということです。論点がずれたら、とにかく引き戻す。この議論のテーマは何なのか?そのテーマ、論点をひたすらに押さえ続けることが、グループディスカッションにおける論理的思考を発揮する部分です。

まとめ:企業はチームワークを評価する

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ここまで読んでいただけたらピンと来たと思いますが、グループディスカッションは結論として「チームワーク」を見る場です。なぜか?それはなんの為に企業が選考をするのかを考えてみてください。

会社とは仕事をする場で、仕事とは多くの場合チームで行うものです。なので、企業が見る評価ポイントはただ一点、

「一緒のチームで働ける人なのかどうか?」です。

グループディスカッションの場で「自分だけが受かればいい」的な考えで臨んでる人はダメですね。

そこを判断する為に必要な力が、

  • 目的設定
  • 役割徹底
  • リーダーシップ
  • コミュニケーション能力
  • 論理的思考

です。

好き嫌いや得意不得意ではなく、取り組む機会が多いという事実を踏まえ、どう向き合うか?少しでもこのエントリが役に立てばうれしいです。

おまけ:こんな人にならないように気をつけよう

  • ただ声がでかいだけの威圧マン
  • 知識ひけらかすだけの論破星人
  • 議論ひっくり返し勘違いアイデアマン
  • 仕切ってる風の空回りさん

自分を客観視しないとこういうことも良く起こります。そういう印象が残ってしまうと選考通過は厳しいです。一緒に働くイメージがわかないですからね。

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